2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

マーラットディブサ

雨が上がるのを待って出発。 向かい風が強い。 一面のオリーブ畑。 アレッポまで宿のありそうな街はないけれど、 不安はない。シリアはきっとどうにかなるだろうと思う。 ちっともすすまないうちに夕方、 雨が再び降り出す。 屋根のあるバス停で雨宿りしつつ…

ハマ

朝6時半。寒いはず、標高は1300m。 夜中には誰も礼拝室へは来ず、よく眠れた。 寝起きでボーっとしていると ガソリンスタンドの従業員が紅茶を持ってきてくれた。 朝食を食べに併設のレストランに行く。 薄くひき肉が載ったピザみたいなのを2枚食べて…

ナバク

(ダマスカスの歯医者。歯を詰める。1000シリアポンド=2000円) 路上のシリア人は素朴で親切。 アジアとも欧米とも違う論理で世の中動いているようで、 清々しいかんじがしていたのに。 4日間のダマスカス滞在で 3軒ホテルを変えた。 どうも居心地が悪か…

ダマスカス2

「サバーバハラタという所に行って、 近所の人に聞けば場所がわかります。」 手紙の依頼人Rueさんから、そう言われている。 ネット屋で調べても さっぱりわからなかったので、 隣でネットしていたにいちゃんに聞いたら Googlemapをなぞって、 こ…

ダマスカス

今日も晴れ。 ダマスカスまで120km。 南からの風が強い。 風向きが変わらないうちに距離を稼ぎたい。 ああ、ヨルダンでは決して見られなかった 緑の畝が朝日を浴びてきれいや。 これがシリアなんや。 ハイウェイ沿いにダマスカスへ急ぐ。 シリアビザは15日し…

ダラア

アンマンのイメージは曇り。 でも今日はすこぶる天気がいい。 宿で朝食を食べて、出発。 アンマン市街地はアップダウンが激しい。 アンマンを出るのが一日仕事。80km先の 国境まで二日かかると思っていたら、 いざ走ってみるとアンマン郊外に抜ける道は…

アンマン3

アンマンから100km北。 シリア国境に向かった人が、 シリアのイミグレで入国拒否されて帰ってきた。 「ただいま。ダメでした。」と。 シリアは原則として 第3国でビザを取得できない。でも、人によっては 国境でアライバルビザが取れたりする。 彼で何人目だ…

エルサレム

昼ごろ、エルサレムの宿に着くと、 「これからパレスチナ人の村に行って 囲碁をやるんだけど、人手が足りなくて。」 「手伝ってくれる?」 と。 棋士の安田泰敏九段は「ふれあい囲碁」という活動を通して、 他人とコミュニケーションをとる楽しさを教えてい…

アンマン2

アンマンの宿マンスールホテル(コーダホテル)で 出会った旅行中の日本人ヘアメイクさん、アミさん、サチコさんに髪を編んでもらった。 「おもちゃにするだけだから、お金 要らないですよ。」って、いい人だ。 にほんブログ村←横のバナーを押すと、ランキン…

アンマン

朝テントの中でメシをたべていると、 軍隊が来て、早く撤収しろという。 死海はイスラエルとの国境でもあるので、警備が厳重。 急いで撤収すると、 ちょっと来い、と軍隊に連れて行かれる。 「どこから来た?」 「日本から。」 「昨日は雨に濡れたか?」 「…

スウェイラ

北に走り出す。死海まで5km。 向かい風が強い。 このあたりの風が全部集まっているよう。 フラットな道なのにスピードが出ないのがもどかしい。 辛抱の日やなあ。 そして死海の塩が飛んできているのか、 どうも目が痛い。 左側に現れたのが広大な塩田。 東南…

マズラ

茶色い枯れ谷ばかりの キングスハイウェイに飽きた。 標高1400mのタフィーラから マイナス400mの大地境まで直滑降。 死海へ向かう。 絶対に戻りたくない坂や。 野良犬も時速65kmの僕には追いつけない。 ドイツのキャリアメーカーtubusのフロントキャリアは …

タフィーラ

朝9時。気温7度。 今にも雨が降りそうな曇り空。近頃天気が悪い。 ヨルダンは冬に雨がよくふるんだと。 再びキングスハイウェイに合流するために 自転車を押して坂を登る。ああ、すごい坂や。 腕力だけでは押せなくてサドルに腰を当てて登る。 雨がポツポツ…

ぺトラ

坂をどんどん登る。 きつくて絶景、ヨルダンを縦貫する キングスハイウェイの入口でアメリカ人サイクリストに会う。 63歳、74歳、30歳、64歳。 うちの父親に自転車をこがせたくなった。 明日から津田の波止には自転車で釣りに行ってはどうですか、 おとん。 …

クウェイラ

港町アカバを出る。 ゆっくりと坂を登っていく。 路上には ベドウィンが売る、トマトとジャガイモ。 こんな砂漠だけの土地のどこで作っているんやろうか。 夕方標高1,000m、寒くなってきた。 10℃を切っている。 数100km南のダハブで泳いでいたのに。 小さな…

アカバ

ダハブ80km北のヌエイバまで自走して 高速ボートで隣国ヨルダンの港町アカバに来た。 同乗の外国人はシャルムエルシェイク経由で カイロから逃げてきた人達だった。 ダハブは特に危険やなかった。 インターネットがシャットダウンされ、 ようやく事の異…