2009-01-01から1年間の記事一覧

騰沖

ここで年を越そうと思う。騰沖というところに滞在している。 町はずれの和順という古い街にユースホステルがあって、 そこに泊まっている。 中国は旧正月の方を大切にするので、師走の慌ただしさみたいな ものは特に感じられない。3日間の滞在で、街の人と顔…

泸水

調子に乗って、だいぶ奥に来てしまった。 限りなくミャンマーに近い。 ここらへんを三つの大河が併行して流れている。 怒江、瀾滄江(メコン川)、金沙江(長江)。 メコンの数十キロ横を長江が流れているなんて。

mainichi tani to yama wo kakemawatte shio ga kao ni hebaritute。 mezashiteita touge ni tadorituite yatta- toka wa- toka iudarouto omotteitemo nanimo iwazu tada sa-tto mata tani he oriteiku。 kannjyusei ga nibutteiru nodehanaku tabun touge …

維西

皆、薪拾いばかりしている。 薪を満載した車が村につくと、 山の方から、後から後から子供が降りてきて 一本ずつ運んでいく。 迪慶チベット族自治州維西リス族自治県にいる。 なんのこっちゃだけれど、西南に進み 峠を越えるごとにチベット色がうすれていき…

其宗

くそ寒いのでノースフェイスのラクダを買った。 朝晩はマイナス10度。 富士山の山頂あたりを行き来しているので無理もない。 なんだかんだで中国は発展している。 ノースフェイス、ティンバーランドなんかが そこそこの街の戸外用品店(アウトドアショップ)に…

香格里拉

空が青くて、なにかジオラマの中を走っているようで 現実感がない。標高3300m。 今までの景色とはまるで違う。草原。 風がビュービューふくところを馬とヤクがのんびり草を食んでいる。 こんなところにチベット族は住んでいるんやな。 迪慶チベット族自治州…

麗江2

でかい川魚。食べてはいない。 僕の好物焼きイモ。 黄色ではなく、オレンジ色。とても甘い。 掘られたイモに惚れている。 ナシ族のおばちゃん。 ここにくる途中、やたら青いエプロンが流行っていて 不思議に思っていたら民族衣装だった。

麗江

本日の中国語 「厉害(リーハイ)!」(すごい!) つづら折りまくって、古都麗江。 大渓谷をよじ登ったあとに、こんな街があるなんて奇跡だ。 ユースに泊まると、皆々連泊せずに 次の都市へ行くと言っていた。 街がテーマパーク化して 観光地観光地しているのが気…

六徳

ひひひ。別に笑っているわけではなくて、 走っている最中にこのあたりの地形は どの平仮名の形に似ているだろうと考えたら [ひ]が妥当だった。急激にのぼって、急激にくだる。 決して[へへへ]ではない。 暖かい高度までくだると、ひまわりが咲き乱れていた。…

栄将

ここらでは、そら飛ぶ鳥をひきそうになるのだ。 何日ぶりかの本格的な山道。2000m級の峠をいくつか越える。 最近の楽な道に慣れて水を少ししか持っていなく、店も見当たらないので 道端で売っているポンカンを大きくしたようなみかんを買った。 売り子のおば…

米易

街を通り過ぎる時、インドみたいな臭いがした。 バイクに乗っている人の顔は浅黒く、インド人のような ビルマ人ような、何ともいえない顔をしている。 バナナの葉っぱが目につく。 気付けば、息が白くない。 こいでいる最中は暑くて、長袖シャツでもいけそう…

西昌

白酒でベロベロに酔って 用意されたバケツに夜中に吐くだけ吐いた。 目覚めると、庭では早くも近所の女の人たちがあつまって 二日目の朝食の準備をしている。 部屋をでて、はなれの便所にバケツを持って急ぐと 皆がニヤニヤ笑っている。 あの日本人、酒の飲…

冕寧2

数日前に、また夜中に公安の巡回を受けてから 寝付きが悪くなって生活リズムがおかしい。 これは中国に入ってから 常々思っていることだけれど、 昼間自転車をこいでいる間が一番リラックスできている。 荷物をとられる心配はなく、 公安におびえることはな…

冕寧

また一つ大きな山をこえた。 今度は2600m。 ガスってまわりの景色はまったく見えなかったけれど、 霧の中から少数民族が現れては消えていくのだ。 彝(イ)族。 写真撮らせてくださいとお願いしたら、 とても照れていた。 これは、正装ではなくて普段着らしい…

石棉

分け入っても分け入っても山。目の前に立ちはだかる高い山を 器用にまわりこんで、どんどん奥に入っていくのだけれど そこにも人の営みがあって 中国人のたくましさに感心する。 そんな山奥で 道路清掃のおじさんに大きな声で呼び掛けられた。 この先は雪が…

雅安

昨日の記事はすごい文字化けやな。 寒波が去ったので 成都を出た。 これから少数民族エリアに入っていく。 と打ちたかった。 ちなみに昨日居たのは 仟薯なんていうところではなく、新津というところ。 今日は100km南西に進んで雅安というところ。 ここいらは…

仟薯

混襖が肇ったので 撹脅をでた。 これから富方酎怛エリアに秘っていく。

成都2

成都で休んでいる。出発が億劫になり、そしてこんな 大都市にいると物欲が出てきて 日本で売ってきてしまったパソコンが再度ほしくなる。 何もない田舎にいくと、重いものは捨てたくなるのに。 冬から逃げて南へ南へやってきたけれどここでついに捕まった気…

成都

西安から11日。 通ったのは蜀道と言われる、むかーしからある由緒ある道。 予想以上に時間がかかった。 原因は去年の四川大地震。いたるところで道路の復旧工事が行われていて、 砂利の山道を進む羽目になった。滑って滑って。 1700mの峠を越えると明らかに…

西安3

夜はチヂミを、朝はキムチを。 フロアは韓国人留学生だらけなので、まるで韓国にいるよう。 今夜はイタリア人留学生と一緒に夕食を食べることになっている。 欧米人が中国語を話すのをみると、とても違和感があるのだけれど、 莫大な量の漢字を一から覚えよ…

西安2

在西安。 洛陽で知り合った韓国人留学生の宿舎に居候している。 思えば、韓国の人はとても温かかった。 韓国の国道は日本の高速道路のようで日陰が少ない。 8月の暑い日 毎日のように車の窓から手渡されたポカリ、 片田舎の郵便局で差し出された一杯の水はこ…

西安

夕暮れ時、やっと西安についた。 これが西安か。

xingtai

昼飯に立ち寄った飯屋で中国人と酒を飲む。 そんなんばっかり。 老村長という酒、45度ぐらいある。 油っこい飯によくあう。

磁州

平らな道をずっと走っていると 止まる機会をのがす。 路肩の国道の距離板。 きりのいい数字もいつのまにか通りすぎってしまって ますます止まるのが億劫になって 力尽きたところが偶然自分の誕生日と同じ数字だったりする。

山海関

徳島

再出発の日、藍場浜公園では阿波踊りの準備。

徳島

無事帰宅しました。

善通寺

あの門を曲がったとこにたしかスーパーが、ベンチが、と思ったとおりにあって。 歩いた道のことはおそろしいぐらいに覚えているなあ。 あちこちにかつて野宿した場所があるので、なんだか家に帰ってきた気分。

今治

しまなみ海道。大きな橋を自転車で渡れる。 島を幾つもまたぐとなにやら方向感覚がめちゃくちゃになってくる。 夕暮れの大橋。車がびゅんびゅん飛ばす横で立ち止まって瀬戸内の島々と行き交うタンカーを見る。自転車で良かったと思うひととき。

竹原

広島市を抜けたところで、福山方面から来たドイツ人とイギリス人のペアサイクリストに遭遇。道端で暫し話した。 「BBを交換したいんだけど、日本は小さなショップしか見当たらなくてね、広島シティはどうだった?」 「サイクルベースあさひっていうチェー…