2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

幼い私

仕事をやめれば、社会人と呼ばれる人たちと対等に話せるだろうかつまらない人間関係に苛まれることを誇りにする人たちと何がはなせるだろうか

家でずっといるのですが

自分に一番刺激のあることについて。そもそもこういうことを考えるというのは、消費によって自己を確立していく現代人的粗野な感覚なのだろうけど。刺激になるイベントにいかずともいいし、本も読まなくていい、人とあわなくてもいい。 外界の刺激は内面から…

虚構を作る

彼は非常に心ある人間であることを私は知っているが彼の作り出すものは、心がない。昔、大学の講師が話したこと。「インドの映画はどうして、ああも皆明るいのか」「現実が暗いからだ」私は、後輩の劇の影に同じようなものを感じる。彼は現実では、心が溢れ…

ありがたう

川端康成の短編『有難う』を読んだ。 ある会社の就職試験にでてきた一篇に感動し、文庫本を買っておいたのを 思い出して。 『有難う』は、田舎のバス道を通行する人や車のそれぞれに、「ありがたう。」を言って追い抜いていく運転手がでてくる話。「彼は十五…