マズラ
標高1400mのタフィーラから
マイナス400mの大地境まで直滑降。
死海へ向かう。
絶対に戻りたくない坂や。
野良犬も時速65kmの僕には追いつけない。
ドイツのキャリアメーカーtubusのフロントキャリアは
かなり低いところでバッグを掛けられるので低重心。
高速走行時にハンドルがぶれない。
日東キャンピーのキャリアでは40km超でぶれはじめて
怖くてスピードが出せなかったけれど。
ヒャー。
久々の緑。
うれしくなる。
トマトを栽培している。きれいな赤や。
ああ、ペトラまでの路上で売っていたトマトは
ここで作られているんや。
しばらく小さな町しかない。
日暮れ1時間前の4時ごろ、
50kmぶりにあったレストランで
サンドウィッチを食べる。
パン飽きたなあ、米食いたいなあ。
レストランの裏をみると
イラク避難民かパレスチナ避難民かベドウィンか、
大きなテントがある。
誰のテントか聞くと、
「アラブ人のだ。」
と。
いい答えや。
「あそこにテントを張るのは危険?」
と聞くと
「ノー危険。でもなあ。。。」
と言葉に詰まる商店主。
しばらくして、
「ここの屋上で泊まっていきなさい。」と。
おお、なんて有難い。
屋上にテントを張る。
屋上には売れ残りのパンが散らばっている。
パンてそういう存在なんか。
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宿の人が今日か明日がムバラクの最後だと言っている。