2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧
スイス人ファブ、28歳。 ホーチミン近郊で出会った。 出発して1年、スイスから東ヨーロッパ、トルコ、 インドを経由して東南アジアに来た。 「ホーチミンからの帰国便をもう取ってあってね、 のこり2週間、ベトナムの沿岸部をゆっくり走ろうと思ってる。 最…
バイシクルマガジン5月号 サイクルスポーツ5月号 にちょこっとずつ載っています。 あと、4月初旬に朝日新聞に載りました。 これには2008年4月からの活動がきれいにまとめられているので 僕をよく知らない方に読んでもらえたらなあと思います。
首都プノンペンについた。 ベトナムと違って、ボってこないし ラオスと似た素朴な国なんだなあ、と思っていたけれど 想像以上に発展している首都にきてみて、少しがっかりだ。 タイビザをとるために4、5日滞在。そのあと、 アンコールワットのあるシェムリア…
卵ぐらいの大きさのビニール袋に小分けにされた 油を買っていく裸足の女。 あれっぽっちの油で何をするんだろう。 貧しい国や。と思った。 ベトナムのきれいな水田から一変して荒涼とした大地が広がる。 夕暮れ時に着いた街、露店で豚の内臓のおかゆを食べて…
小舟に乗ってメコンをのぼる。 この国を走って、心底あぁきれいや。と思うのは水田の緑。 と 笠をかぶった女の人。 この小さな国土に8000万の人口。 絶間なく軒を並べる家のすき間から、 パッとなんともいえない 緑色が現れるから余計に劇的に思える。 次は…
メコン川最下流のデルタ地帯を縦断している。 橋がないところは、船にのって対岸に渡る。 前からほんとに自然豊かな国だなあと思ってきたけれど、 ここらへんは格別だ。 縦横無尽に流れる川、水田、椰子の木林。露店に並ぶカニ、貝、果物。 庭先に鈴なりにな…
毎日のようにスコールがやってくるようになりました。 もうそろそろ雨季が始まります。 大都市にいると物欲や劣等感、今は不必要ないろいろに苛まれて 居心地がいいわけではないけど、 安宿街のはずれの長屋地帯でのんびりしています。 自転車は外にほったら…
声を聞いて、大柄な若い人を想像していたけれど、 まったく違いました。 おっしゃるようにとても気さくで話しやすい人でした。 手紙はその場で手であけてくれて。 あぁ あの赤いかっちりした封筒があけられている数秒は時が止まったようでした。 手紙の感想…
今から手紙の受取人に会いに行くのである。
凱旋 ホーチミン。 暑いけれど、風があるのでまだ大丈夫。 午後1時、摂氏50度。 まぁ、5元で買ったこの温度計は+10度ぐらいを表示するので 実際は40度ぐらい。 ベトナム人はホコリと日焼けを防ぐために 月光仮面状態。
毎日、風の吹く方向は同じだ。 東北東、海から陸に向かって強い風が吹く。 真正面からでなくても、風の有る無しはだいぶ速度に影響する。 坂道はきつくても登ったあとに達成感があるからいいのだけれど 風はなあ。どうも好きになれない。 港には波止がない。…
明日から950km先のホーチミンに向かう。 ホーチミンには手紙配達の予定がある。