2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

letter from Syria

シリアをでて1カ月。 不気味なほど静かだったかの国も、 もうただでは収まらないと思う。 静かだった彼女が、昨日僕にくれたメールはとても扇情的で。 あんな彼女まで変えてしまうものが 今のシリアの中でうごめいているらしい。 I m happy u r oky and tha…

トビリシ2

アゼルバイジャンビザ待ち中 昨日は復活祭で、日本の正月みたいに、あちこち店が閉まっていた。 今お世話になっている民家で「卵」をふるまってくれた。 卵には生命の再生の意味があり、その赤紫な色は キリストの血を意味するんだと。 こっちのキリスト教(…

トビリシ

雨。 早起きの爺さん達に誘われてウォッカ。 チーズとパンを片手に飲む。 体があったまる。 走り出す。 走り出すとゴリ市が見えてくる。 ここも3年前に占領された街。 牛飼い。 雨が止むと追い風が強くなってくる。 ゆるい下りが続いているので、 この調子だ…

スナミ

夜中に雨が降りだす。 憂鬱。 朝、売店のひさしの下で米を炊く。 こっちで米はおかずとして食べられていて、 炒め用なのかあまりうまくないけれど、 パン食が続くと気がなえてくるので。 地べたに座って食べていると店の人が椅子を用意してくれる。 田舎の人…

クタイシ

なにげなく雰囲気が悪そうだなと思っていたところでも 実際に自転車を降りて、なにか菓子でも買って座り その場にとけこんでみると 案外いい土地なんだなって思うことがよくある。 グルジア語の11〜20までの数字を教えてくれた少年。 トルコでネット検索で10…

ポチ

70km北のポチに向かう。 グルジアはキリスト教の国。 こういう十字架が道路によく建てられている。 もう酒も豚もOK。 美女は都会にしかいないらしく、 見当たるのは重力のなすがまま横に広がったような女性や 釣り人や牧童ばかり。 ポチは3年前の戦争でロシ…

バトゥム

今日1日ではっとするような美女に何人あっただろう。 そして、心なしか人が冷たいように感じるのは やっぱ美人の性なのか、 自分がトルコから来たことによるギャップなのか。これから 首都トビリシに向かう。 首都までどれだけ美女写真を撮れるか キモだめ…

ホパ

(朝飯。オリーブ、チーズ、きゅうり、トマト ヨーグルトチョコレートジャガイモ炒め、ピーマン みたいな味のする野菜でかいパンチャイ)お世話になった家庭には連泊はしない。 雨が降っていても、風邪をひいていても出て行く。 その理由はなんか息が詰まる…

アルトヴィン

夜、強い谷風のあとに雨が降り出して。 「ヒロ!雨だぞ、雨!」 工事現場の兄ちゃんたちがテントの外に集まってきて、 オロオロしている。 いい人達。 いえ、テントは防水だから問題ないんよ。 と雨に濡れながら説明する。 朝の6時。 「まぁ、チャイでもどう…

ユスフェリ

(山の生徒達と) 「先生の家」で昼までゆっくりして出発。 今日もこがないつもり。だめに走るのがテーマ。 でも、ずーっとゆるい下りで おもいっきりこぎたくなる。 サイクリストの天敵、犬。 近気づいたのだけれど 野良犬は棒を振りかざしても、石投げても…

トルトゥン

ずっと雨が降り続いてエルズルムを出られなかったけれど、 ようやく曇になったので出発する。 1週間動かなかったおかげで膝は完治したように思える。 盆地を抜けて、また山の人になる。 もう膝を悪くしたくないので一日の走行距離を 50km未満に抑えるよう…