ハマ2
けっこう好きです、この街。
まあ都会なんやけど、なんかのんびりしていて
街の見所が「水車」というのがいい。
中東は人口密度が低いからか、
市街地と田舎の境界がはっきりしていているように思う。
東南アジアみたいにいつの間にか街、
絶え間なく続く家々というのがない。
だから、街に着くとその街の個性を一層感じる。
特にシリアはどの街にもちょっと散策してみたくなる
「街感」みたいなものが感じられて詩的な気分なる。
雨上がりに歩くと
渇水で最近回っていなかった水車が
勢いよく回っていて。
「Life is like riding a bicycle.
To keep your balance,
You must keep on moving.」
今、一緒に移動している人から教えてもらった
折りたたみ自転車で旅行している人の
ブログhttp://www.on-the-pla.net/
にあった言葉。
前にも後ろにも旅行の日々、そんな掴みようの無い日常が
言葉一つできっちり鋳型にはめ込まれたようで、
快感を覚える。
調べるとアインシュタインの言葉なんやってね。
知らんかった。
しびれるなぁ。
出発前に書いてもらったリアバッグの寄せ書きが見えなくなってきたので
今度はこの言葉を白字で書こうかな、と思う。
リアバッグにはいろいろ書いてもらったけれど、
「百の能書きよりも一つの実践」埜口保男氏
もう消えてなくなっているけど覚えているな。
埜口氏は日本人サイクリストのパイオニアで、
情報収集のために東京のJACC(Japan adventure cyclist club)の
集まりに参加したときに
出会って、書いてもらった。
この旅行の前半、とても情緒不安定だったので、
今はただ自転車こぐだけでいいんや、と。
ずいぶん励まされた。
自転車乗り以外には励まされたくなかったので
ちょうどよかった。
でも、会社の元上司も
「もうこうなったらあとは自転車をこぎなさい。」
となんかそれに通じる言葉を書いてくれていて。
自転車乗らなくても
わかるひとはわかるんや。さすがや。と思ってた。
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