モナコ

全長2kmの小さな国。
でもGDPはアフリカの小国を上回るっていうんやから。。。


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キレイな、でも数日走ると飽きてくるコートダジュールの海岸線を
登り下りして、モナコに着く。こんなところによくまぁ、という
山と海の間、切り立った崖に沿うように市街地はつくられていて、
ビルの間をつづら折る道を下っていると、
トミカの5階建て駐車場を走っているような気分。


ガーっと下って、
中心部、モンテカルロカジノに着く。
自転車、目の前に停めてやった。
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ここから、数メートル。
複合商業施設の中にある日本料理店が今回の配達先。
依頼人のトモコさんは僕の大学の後輩である。
3年前、鹿児島に自転車で行ったときに実家に泊めてもらった。
薩摩隼人のお父さんと宮崎美人のお母さんは元気やろうか。
地元の温泉に連れて行ってくれて、武士のように静かなお父さんと
無言で湯船に入ったのがいい思い出。
あと、鳥刺もおいしかったなぁ。


「汚い格好だと入店を断られるかもしれないね。」
とそんな話を事前にメールでしていたので、ドキドキものだ。
さあて。


入るなり僕を凝視してきた受付のお姉さんに
「この、レストランFUJIというお店に行きたいんですが」
と先手必勝、笑顔で話しかけたら、


「このビルの二階の突き当たりです。」
と笑顔で答えてくれた。ふう。


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値札のない商品を陳列しまくっているお店をいくつか
通り過ぎて、そのレストランFUJIに行くと
なにやらフランス語で12:00からみたいなことを書いてあって、
ちょっと、来るのが早過ぎたなぁ、と出直す。
なんか高そうなお店だ。ピカピカしている。


で、12:00。
もういちど、お姉さんに挨拶して、お店を訪ねる。


「このお店のリョウさんという方に手紙を預かってきているんですが。」
「あ、それ僕です。」
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「トモコ、トモコ、ああ、トモちゃんですね。
懐かしいなぁ、何年ぶりだろう。」
「まぁ、何か食べて行ってくださいよ。せっかくなので。」と。


とカウンターに案内されて、
「トモは元気か?」とオーナーと板前のタダシさん。
彼女がここで働いていたのは、7年前のことで。
今は働いている人も変わり、当時からいる人はこの3人だけだって。
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ランチの刺身セットをいただいて、
あ、おかわりのご飯はどんぶりに大盛り。客を見ているなぁ。
日本人の接客は世界一である。
そして、最後にお茶。お茶飲み放題である。日本である。
ホッとするけれど、お昼時で忙しそうだったので、
あれこれ話す間もなくお店を後にした。
ご馳走様でした。ま、こんな配達もたまにはいいもんだ。


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それにしても、トモコさん。
こんな街で働いていたんやねえ。


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