三十六日目。 夜中、雷を伴って大雨がふり、 寝床のトタン屋根はすさまじい音をたてていたけれど、 気がつくと朝だった。 どうやら眠れたらしい。 朝一テントを出るときの足の痛みは相変わらず、 けれど心の方はそう痛んではいなかった。 7時前に出発。 ひめ…
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