マルセイユ

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マルセイユの配達は失敗。
あて先の場所には行ったけれど、
誰も通らない開かずの門の前で立ち尽くして終わった。


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(天敵のオートロック門)


さて、
アフリカの引力を感じる。明けても暮れてもアフリカの
ことばかり考えている。
本当に同じ時間が流れているのかと思えるほど、
あちらは別世界なんじゃないかと。


西アフリカの方がケニアやタンザニアのある
東アフリカよりもコアだと。
西の人間、文化。
東の自然、動物だと、さ。


ネパールにいた時は、
チベットの引力を感じてグーっとそのまま引き込また。
今思えば、メチャクチャな旅程で、気づいたら
スタート地点の青海省を漕いでいたようなかんじ。


カフカスにいる時は、中央アジアの引力を感じて、
イランまで吸い込まれたところで、
いかんいかん逆方向やん、と我にかえってヨーロッパに向かった。
ほんまに、行けるなら、そこで旅行が終わってもいいと思える。引っ張られている時は。


西アフリカ、チベット、中央アジア、アンデス。
いくつかサイクリストを魅了する土地というのがあって。
引力というのは、とどのつまりその地域に近くにつれて、
料理やら人やら建物やらが、本場はあっちだよと言うようになり、
その方面から来た旅行者からは血湧き肉躍る体験談をきくことになると
いうことで。


フランスには旧植民地の西アフリカから出稼ぎ労働者や移民が多く、
彼らを見るたびに「心ここにあらず」になる。
カンヌの港で小物を売っていたセネガル人。


彼は「一度アフリカをその目で見なさいよ。危なくないから。」と。
なんだかうれしくて
思わず、10ユーロのセネガル産アクセサリーを買ってしまった。
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この前、エジプト行きの海路がないことが発覚して、
急遽、予定していた東ではなく、西アフリカ行を決めた。
それはパリ郊外のマクドでのことだったけれど、
意識した途端にサーッと視界が狭くなって
武者震いがした。


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