ミシュコルツ
数日前にお世話になった人に、
「もし近くを通ることがあれば家に来なさい」と
簡単な地図をもらっていた。
着いたら、その人ゾルタン氏はまだ仕事から帰宅していなくて、
奥さんとハンガリー語であわわあわわしていると、
英語の話せる娘さん二人とゾルタン氏が帰ってきて、ホッとひと安心。
ゾルタン氏ご自慢の果樹園は昨年の洪水でめちゃくちゃになり、
今は簡単な野菜を作っている。
ハンガリーはヨーロッパではオランダについで洪水が多いらしく、
まぁ、これだけ平らならなぁ。
少し離れたワイン畑に行き、
2年物の自家製ワインをいただく。
道すがら、プルーンをもぎって
「あぁ熟れすぎて痛んでいるからこれは全部パリンカ用だな。」
パリンカは主にプルーンから作られる50度ぐらいの蒸留酒で、
きついけれど、ほのかに甘くてフルーティでめちゃくちゃおいしく、
ルーマニア産のをペットボトルにいれて持ち運んでいる。
ゾルタン氏、平日は電気工として働いていて、
休日は果樹園と菜園、自分で建てた家のメンテナンスで忙しく、
なんか、いつ休んでいるやろうか。ゾルタン氏いわく
「老人は寝ないでも大丈夫。」らしいけれど。
こうやって、人の「人生の楽しみ方」をみるのは楽しい。
ゾルタン氏は話上手で、娘さん二人もいろいろ気遣ってくれて
居心地がよかったので、もう一泊させてもらうことにした。
翌日は「一緒に行こう」と近くの大型スーパーに行った。
観光名所がわりに行く、新しくできたフランス資本の大型スーパー。
田舎のそういう素朴なかんじが好きだ。
僕も誰かが家にきたら、近くのマルヤスに連れて行こう。
「ほしいものは?」
と聞かれて、
「インスタントヌードル」というと、
「あとは?」と聞かれ
「本当になにもないです。」
という僕を無視してゾルタン氏はあれやこれや買ってくれた。
ありがとう。
出発の朝、
またゾルタン氏は早起きで
「まぁ、パリンカでもどうぞ。」と言い、
最後に
「私はとてもラッキーだ。」と泣きながら言った。
別れ際に泣いてくれるなんてはじめてやなぁって、
でもそれほど深い付き合いだったのか、とか思いもし、
その日は一日中とても情緒不安定で、その分よくこげた。
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僕の場合は3泊して1泊タダになった。すごい!
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