カトマンズ3

ネパールからチベットに行ってみたい。
旅行会社を何件かあたってみた。



個人では国境が越えられないので、グループツアーに入る必要がある。
(厳密に言うと、個人でも越えられるのだけれど、
ガイド一人、ランドクルーザー一台をチャーターする必要があるとのこと)
これはバカ高い。


そして、以前はできたというツアー参加後、
ラサでツアー離脱してフリーになることは暴動後できなくなっている。
入る時も出る時もツアーの状態を保っていないといけないということ。



しかし、
方法はあえて書かないけれど、色々込みで750$、
ともかくラサからフリーになり自転車旅行を始める方法はある。
西チベットカイラス、秘境アクサイチン経由でカシュガルに抜ける。
晩秋の西チベットはマイナス20℃を想定しないといけないらしい。


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なんとなく考えていたチベット行き。
いざ値段が提示されて、
それを払えば
サイクリスト憧れの地チベットだと思うと、
宿への帰り道、歩きながら体全体が妙な緊張を覚えた。
街の景色が全然違って見えた。



どういうわけか殺気めいたものが自分の中からフツフツと湧き上がってきて
堪えきれなくなって道端でタバコを数本続けざまに吸った。
もし、うっとおしい客引きにつかまったら逆にからんでやろうか。
奇人のふりをして大声をだしたらすっきりするだろうか、そんな気分。





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カトマンズではコピー商品ばかりだけど、それなりの装備は整えた。