ジャカルタ
本日はインドネシアの独立記念日。
数日前から赤白の旗が通りに掲げられている。
フジタさんから聞いた
日本にいてはまず知らなかったであろう話。
毎年の独立記念式典に
数人の日本人が貴賓として招かれているのだそう。
その人たちは今の日本のお偉方ではない。
太平洋戦争後、日本に帰らず
オランダとの独立戦争を一緒に戦った旧日本軍の人たち。
インドネシア人が基本的に親日であるのは、
このことも大きく影響しているのだと。
フジタさん宅は高級住宅街にあったけれど
今日向かうのは、一般的な住宅街。
名古屋のエイジさんからの手紙。
それでも、細い路地を探検していると
ものすごい豪邸があったり、スラムがあったり。
ジャカルタは至る所で貧富の差を垣間見ることができる。
手紙の受取人ナガヤマさんはインドネシア在住10年。
インドネシア語ペラペラ。
今は日本人3人で一軒家をシェアして暮らしている。
共同生活の御法度。
実は自転車整備や体調を整えるために
ジャカルタ観光らしきものをまったくしていない僕。
ナガヤマさんのバイクに2ケツで市内を走り回ってもらった。
自転車のスピードに目が慣れているので
めちゃくちゃ怖かったけれど、
夜のジャカルタドライブは最高だった。
どこだったか。。。
(二日前、フグとビールとフジタさん。)
ジャカルタでインドネシアを去る僕。
今まで見てきて不思議に思っていたことを聞いてみると
10年の滞在で得た知識を惜しげもなく教えてくれた。
独立戦争の日本人のこともより詳しく話してくれた。
普通の旅行をしていたら出会えていない
ナガヤマさんやフジタさんのような邦人と話をしていると、
自分風の旅行ができているなあ、とうれしくなる。