クアラルンプール
郊外から段々と高層のマンションが増えだして
遠くに大きなモスクが見えたころ、
ツインタワーが見えたころに、
たぶんクアラルンプールに着いたんだと思う。
ツインタワーの近くに平屋の民家がある。
マレーシアは今までの東南アジアのどの国よりも
確実に発展しているけれど、
路肩の道路案内板は最低だ。。道に迷いまくった。
例えば、クアラルンプールまで最短のルートがあると
そちらのルートに矢印が向いている。それは普通。
でも、交差点に近づいて
そちらの方向に曲がろうとすると、今度は別の看板が
違う方向に矢印を向けている。
この道でもクアラルンプールに行けるという話で
確かに地図を見ると、大回りにはなるけれど
クアラルンプールにたどり着くことができる。
でも、そんな案内意味がないやんけ。
思い返すと日本のそれほど優秀なものはないと思う。
数キロ走ったのに、前の看板から距離が増えていることは
どの国でもよくあることだし、並ぶようにして立っている
二つの看板が、同じ都市までの距離なのに違うこともある。
看板が街路樹に隠れているとか、まあかわいいものだけれど
日本を知っている分、イラっとする。
日本てしっかりした国だなあとつくづく思う。
ペナン島から約400km。
一日100kmずつ4日で走った。
雨、雨、雨の毎日だった。
このごろ、雨が降る時間が長くなっている。
今までは1時間弱のスコールがきて、終わりだったけれど
丸一日、半日降り続くので仕方なく雨の中を
走り出して、いつもビショ濡れ。
でも空が雨を我慢しているときのジトッとした天候より
気持ちがいい。
ワールドカップのパラグアイ戦は
田舎の湖のほとりにあるフードコートで見た。
延長になって閉店時間を過ぎても店をあけていてくれて
PK戦は皆で肩を組んで日本を応援した。
マレー人はとてもあったかい。