ルクソール
「ラップで1回巻くのが200ルピー。
1回巻いただけでは強度に問題があるから
3回巻きじゃないとだめだな。600ルピーだ。」
ばかやろう。
そんなら最初から600ルピーって書いておけ。
ほんとに最後まで面倒臭い奴ら。
カタール航空は自転車のペダル、ハンドルをはずせば
前輪をつけたまま積むことができた。
しかも、12kgオーバーなのに超過料金なし。
ツイてるわ。
経由地のドーハで10時間空港滞在。
真っ白な服のアラブ人、真っ黒なチャドルの奥さん。
ああ、なんか異文化やな。
ドーハからラクソール、乗務員に
「エジプシャン?」と聞かれる。
エジプシャンって何? あー英語でエジプト人のことか。
後ろの席と男が通路を挟んで
向こう側の男と大声で話している。
あー、こやつらエジプト人も
インド人に負けず劣らずうっとおしい人達だと
自分の中で決定。
うるさい奴らの声がピタッと止んだのは
乱気流で機体が揺れ始めたから。
外を見るとラピュタの「龍の巣」みたいに
稲妻が雲を照らしている。
落っこちるかと思った。
エジプト着。
自転車を受け取るとキャリアが曲がっていた。
インド人みたいな顔した人もいれば、
アフリカンな顔立ちの人もいる。
翌朝、自転車で散策。
みたことのない野菜、フルーツ。
みているだけで楽しい。
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