とにかく人のいない方に行きたくて、主要道を走らず
標高2600mの峠があるらしいマハーバーラタ山脈をつっきって
首都カトマンズに向かうことにする。
猿と女の子。のどかだ。
雲南省の景色と似ているなと思ったら
緯度も標高も同じぐらいなんだな。
今日は久々テント泊だろうと、ソワソワしていたけれど
山間の村にロッジを発見した。
なーんもないとこやけど
いいなあ。
僕は左手に数珠をたくさんつけているのだけれど、
それを指差して、村のおばあさんが
「あなたは高いカーストなのですか?」
と聞いてきた。
「いえ、外国人ですよ。」
と答えたら、
どういうわけか
それっきり、何も話してくれなかったけれど
なんやら心地のいい時間やった。