チアトル

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目標にしていた
美人の里バンドゥンがたいしたことなかったので
がっかりしたあと、
峠を越えて茶畑の間を下っていく。



温泉で有名らしいチアトル。
ついてみると思ったとおりの温泉リゾートで
それならいいやと通りすぎて
下っていく途中。


このまま暑い下界に降りるのももったいない気がして
テントを張る場所を探していたのだけれど、
道路沿いにはぎっしり家が建っていて、なかなかいい場所がなかった。


お茶を飲んでだべっていた女の人に
どこかいい場所はないですか?と聞いてみると
それならうちの庭に張りなさいと。


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夜、雨がふりだして
テントを軒下に避難させていたら、
温泉に連れていってあげるよ、と家の主人の申し出。
ローカル人は無料で施設に入れるんだって。
晴れてよし、降ってよし、ありがたし、だなあ。


雨の中、皆こごえながら(20度ぐらいなんだけど、インドネシア人にとっては
めちゃくちゃ寒いらしい)3ケツ3台のバイクで温泉に向かった。

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温泉というよりプールみたいで皆泳いでいる。
女の人は水着のうえにTシャツをきて入浴する。
さすがムスリムの国。

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夜は遅くまで日本の歌を歌わされた。
酒を飲まずに歌歌うのはかなり恥ずかしかった。