アディスアベバ3 - 自転車世界一周配達日誌archives

体調が万全になったら、出ようと思っていたのだけれど、
今が本調子かどうかよくわからなくなってきて出られない。

なにしろ、ここから南はマラリア、強盗団、
最近始まった戦争、いろいろあるので、
生きるとか死ぬとか賭けるとか考えていると、
まともな体調もそうではないような気がしてくる。

（出会った南アのサイクリスト三人組。
ケニア北部はやっぱ危なく、トラックに積んで移動したと。）

三歳児の息子を持つ友人が、
この前「長く生きてね」と息子に語りかけたところ、

「生きるって何？」
「何かのマネをするってことなの？」
と聞かれ、たじろんだ母親は
「じゃあ、生きるって何のことだと思う？」
と逆に聞き返したところ、
「おしゃべりをすることだよ。」
と言われたのだとｆａｃｅｂｏｏｋに書いていた。
三歳児恐るべし。

暗闇にいると目しか見えないエチオピア人に
まだまだビビッているのだけれど、

昨日、道端で立ち止まって
覚えたアムハラ語で現地人とテキトーに会話をしただけで
普段のモヤモヤが消し飛んで、単純にうれしかった。

僕「車はアムハラ語で何？」
エ「マキナ」
僕「エチオピアの女はかわいい」
エ「日本の女はどうだ？」
僕「日本のマキナはかわいい」
エ「はははは！」

生きるっておしゃべりをすることだ！

さぁ、明日こそは出るぞー！

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