出会ったサイクリスト達
サイクリストタグを作ってみた。
旅慣れた人ほど自転車で旅行をする人をチャリダー
とかチャリダーさんとか言うのだけど、
このチャリダーという言葉に違和感がある。
絶対変だろう、この言葉。なんかアホみたいじゃないか。
こうやって打った字を眺めているだけでも、ああ気持ちが悪い。
万国共通のサイクリスト、もしくは自転車乗りのほうがしっくりくる。
今月のサイクリスト。
スペイン人アルバーロ
今年で7年目のベテラン。ハンドルに花を飾っている。
ターバンはシーツになったりタオルになったり、とても便利なのだと。
中国の宿相場を聞かれたので「平均すると3ドルぐらい。」
と言ったら「Not cheap!」
もう常人とは感覚が違う。
なぜこの旅行に出たんですか?と聞くとただ一言、「One life.」
かっこいい。
僕も結局のところはそうだ。
スイス人エドアルド
走りはじめて3年目らしい。
話していたら、スコールが降ってきた。
「Enjoy rain!」って言って去っていった。
かっこよすぎる。
アメリカ人(あぁ、彼の名を忘れた)
BIKEFRIDAYのミニベロで東南アジアを回っている。
この小径車で一日平均100km走っているっていうんだから、すごい。
あのH字ハンドルがうらやましい。日本語が話せる。
日本人タロウ君の自転車 ラオスの田舎で出会った。
出会ったのが夜中に一軒だけポツンとあるレストラン。
こんなところで何してるんですか、とお互いに笑っていたら
隣の席にドイツ人ペアサイクリストがいた。
アメリカ人(そして、また名前を忘れた)
60歳なのにラオス北部の山岳地帯(けっこうハード)
をすいすい登っていった超人。日暮れ間近だったので、
「この先1000mの峠ですよ」と忠告したら
「OK. I Try!」
この発言もかなりかっこいい。
長年走っている人は
「日本人のダイスケを知っているか?」と聞いてくる。
たぶんあの人のことだ。
Daisuke Nakanishi- bicycle travel