知覧
年の瀬。
気づけば四国、北海道、九州と立派に「旅」を
した自分がおり。
それを楽しんだ、とは正直に思い起こせばいえないけれど
出会いがあった、といってしまえば簡単だけれど
遍路のときに声かけられた
「そんな今が一番楽しい時だったといつか思えますよ。」
という一言がとても心に沁みている。
「あんたのことを強い人間でないと誰がゆったか知らんけど、
強さと弱さの二つ揃わなければ、何も始まらんやろう。」
「1年、2年休んだところで人生どうなるってもんでもない
と思います。」
「若いときに苦労せなあかんというのは真っ赤なウソや。
若いときは楽して楽して楽しまくらなあかん。」
「この秋は雨か嵐か知らねども、
今日の勤めの田草取るなり。」
「冷暖自知。不立文字。即今己。」
「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候。
死ねる時節には死ぬがよく候。」
「晴れてよし。降ってよし。有難し。」
「前に歩くだけでそこに何かある。
悪いことも、良いことも、苦しいことも、
楽しいことも、そして自分の至らなさも、
全部含めて出会えることの喜び。」
「人の噂なんて七十五日で消えてまうようなだらしない
もんや。
そんなもんにとらわれているのはつまらんと思わんか。」
「いろいろが大切やねん。君に関わるいろいろが。
だから苦行でも何でもしたらええよ。」
2008年私これがすべて。
年始は洋上で迎えることに。