混沌のインド

老練な記者との会話。
「国々の事情を少しは知ってからいけよ」と。

会話中、どういう頭の回路か、思い浮かべることがあって。
大学時代にインド人教師が言ったこと。

　　インドという国を学んでいくにあたって、「混沌」「悠久」
　　こういう言葉を乱用している書物は読むに値しない。
　　知ろうともせずに「混沌のインド」とまとめるのは安易すぎる。

これはきっとどの国に置き換えても言えることで。
その先生は阿波踊りを一緒に踊ることから「混沌の日本」を解きはじめたわけだが、
私は何から解けばよいだろう。
地球は思いを馳せるにはちょうどいいサイズだが、考えるには広くて困る。

いま、頭が混沌としはじめているのは、
実家に猫が多くて鼻水とクシャミが止まらないことにも原因があるのだけれど。

さて、何匹いるでしょう？

帰るたびに増えている。ねずみ算じゃあるまいし、勘弁してくれ。

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