親戚まわり

「こんなことをして、楽しいのはおまはんだけじゃ」
「残されたもんはみな命すり減らして心配するんじゃ」
「あんたが情熱を傾けて説明せなあかんのは、スポンサーじゃなしにまずは身内じゃわ」


どの言葉もグサリとくる。
受け止める回線を一本間違えば、嗚咽しそうなやばさを感じる。


ユーラシア横断を第1部として考え、
そこで一旦帰国してもよいかな、とも思う。
旅情はそがれるが、しかしそれが目的に与える影響は少ない。
であれば、少しでも身内に心配をかけないようにするべきでは、と。
その時には実績もあることだし、今よりも容易に支援者が見つかるかもしれない。
考え中。


それにしても何年も徳島の実家を離れて暮らしていると、
このほのぼのとした雰囲気と
自分の性格とかルーツを突き詰めざるを得ない状況の
アンバランスさが居心地悪い。